加害者にならないために(コラム・啓発)

「軽い気持ち」が一生の傷に

 誹謗中傷は、被害者の心を深く傷つけるだけでなく、加害者自身の人生も破壊します。2022年の刑法改正により、「侮辱罪」が厳罰化されました。ネット上の悪口であっても、懲役刑や禁錮刑が科される可能性があり、「1年以下の懲役・禁錮または30万円以下の罰金」など、以前より重い罪として扱われます。

リポスト(拡散)も「加害」です

  自分で文章を書かなくても、誰かの誹謗中傷投稿を安易に「リポスト(リツイート)」や「いいね」で拡散する行為も、法的責任を問われる可能性があります。「みんなが言っているから」は言い訳になりません。

送信ボタンを押す前の「10秒」

 その投稿は、相手の顔が見えても言える言葉ですか? 感情的になったときは、スマホを置いて深呼吸しましょう。一度ネットに出た言葉は、完全に消すことは難しく、デジタルタトゥーとして残り続けます。あなた自身を守るためにも、言葉のナイフを使わない勇気を持ってください。

【根拠】

  • 侮辱罪厳罰化: 2022年7月より侮辱罪の法定刑が引き上げられ(拘留・科料から、1年以下の懲役・禁錮または30万円以下の罰金へ)、公訴時効も1年から3年に延長されました,。
  • 拡散の責任: ネット上の誹謗中傷は、元の投稿者だけでなく、それを拡散(リツイート等)した者も法的責任を問われる事例や議論が存在します(※具体的な判例ソースとしては提示されていませんが、一般論としてで「批判や誹謗中傷を書き込む頻度が高まった」「同調圧力」といった拡散のメカニズムが指摘されています)。
  • 抑止効果: 侮辱罪の厳罰化や発信者情報開示の容易化は、誹謗中傷の抑止力として期待されています。

出典 総務省「わが国における誹謗中傷・フェイクニュースの実態と社会的対処」

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